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妊娠中に摂取すると良いと言われている葉酸、今ではドラッグストアなどで手軽に購入することができますが、そもそもこの「葉酸」とはいったいどんな栄養素なのかご存知でしょうか?

葉酸はビタミンB群の一つで、ほうれん草に含まれているのを発見されたことから、この名が付きました。

それも1941年と、数ある栄養素の中でも新入りなのです。

その注目すべき働きは、細胞一つ一つに含まれる核を構成するDNAという物質の生成を助けるというものです。

受精卵は細胞分裂を繰り返し、少しずつ器官が揃い、赤ちゃんになっていきますが、その時になくてはならないのがDNA(デオキシリボ核酸)です。

これは、私たちの普段の日々においても常に起こっているターンオーバーにも欠かせない物質でもあります。

妊娠中に飲んだほうが良いのはなぜ?

妊娠中に限らず、どんな人にも葉酸と言う栄養素は必要だということになりますが、妊娠して病院に行くと葉酸を普段の2倍摂取することを指導されます。

これは、葉酸が造血作用もあるためで、自分の体を保つことに加え、赤ちゃんを体内で養うための血液も必要になるからです。

妊娠中はどうしても貧血気味になりますので、その予防にもなります。

また、妊娠前から葉酸を摂取することで、赤ちゃんが先天性障害を持つリスクを大きく減らすことができることが分かっています。

欧米の研究でそのリスクが約7割も下がることが実証されたのを受けて、2000年には日本の厚生労働省からも正式に「妊婦の葉酸摂取」が推奨されるようになりました。

葉酸を摂取したほうが良い時期はいつからいつまで?量はどのくらい?

厚生労働省による葉酸摂取推奨量は、妊娠中の女性では平均して0.44mg/1日となっています。

先天性障害のリスクを減らすためには妊娠前から摂取したいものですが、1日に必要な葉酸量は、

  • 妊娠前~妊娠12週の安定期まではさらに多くて0.64mg
  • 妊娠中期~後期までは0.44mg
  • 出産後の授乳中では0.34mg

時期によりそれぞれ必要な葉酸量が違っていますので、安心材料を増やすためにもぜひこの数値を参考にしてくださいね。